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デサルフェーターのデメリットとその解決策を徹底解説

バッテリーの寿命を延ばすためのアイテムとして、デサルフェーターの使用を検討する人が増えています。

しかし、その効果に注目する一方で、デサルフェーターには知っておくべきデメリットも存在します。

正しい知識を持たずに使用すると、かえってバッテリーや周辺機器に悪影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、デサルフェーターのメリットだけでなく、具体的なデメリットや注意点についても詳しく解説し、バッテリーの適切なメンテナンス方法についての知識を深めていただける内容となっています。

本記事の内容

  • デサルフェーターのデメリットを知る前にまずは役割や効果を把握しよう
  • デサルフェーターのデメリット7つとその解消策

デサルフェーターのデメリットを知る前にまずは役割や効果を把握しよう

  • デサルフェーターの役割
  • サルフェーションとは?
  • デサルフェーターの効果

デサルフェーターの役割

デサルフェーターの役割は、車やバイクのバッテリーの寿命を延ばし、パフォーマンスを維持することです。

具体的には、バッテリー内部で起こるサルフェーション(詳しくは後述)という現象を防ぎ、改善する働きを持っています。

デサルフェーターは、パルス電流を利用してバッテリー内部の硫酸鉛結晶を除去します。

簡単に言えば、デサルフェーターはバッテリーの中で微細な電気的な「振動」を発生させる装置です。この振動によって、鉛板に付着した結晶を揺り動かし、元の状態に戻す手助けをします。

このため、デサルフェーターを使用することで、バッテリーの性能が回復し、長期間使用することができるようになります。

特に、車やバイクを長期間使用しない場合や、バッテリーが劣化していると感じる場合に効果的です。

サルフェーションとは?

サルフェーションとは、バッテリーの中で起こる劣化現象の一つです。

具体的には、バッテリーが使われるうちに内部の鉛板に「硫酸鉛の結晶」が蓄積してしまう状態を指します。この結晶が増えると、バッテリーが電気を蓄えたり放出したりする能力が低下し、結果としてバッテリーの性能が悪くなります。

通常、バッテリーは充電と放電を繰り返すことで、エネルギーを蓄えたり供給したりします。しかし、長期間の放置や過放電などの状態が続くと、鉛板に硫酸鉛の結晶が付着し始めます。

この結晶がバッテリー内部に蓄積されることで、電気の流れが悪くなり、結果として充電がうまくできなくなるのです。

さらに、このサルフェーションが進行すると、充電の効率が低下するだけでなく、バッテリー自体が使えなくなるリスクもあります。

特に、バッテリーをあまり使わずに長期間放置すると、サルフェーションが急速に進行することがあります。

そのため、日常的に車やバイクを使用する習慣がない場合でも、定期的にエンジンをかけるなどの対策が必要です。

これを防ぐために有効なのが「デサルフェーター」というわけです。

デサルフェーターの効果

デサルフェーターの効果をまとめると以下のようになります。

  • サルフェーションの除去: バッテリー内部の硫酸鉛の結晶(サルフェーション)をパルス電流で分解し、除去する
  • バッテリーの性能回復: サルフェーションを除去することで、バッテリーの電気を蓄える能力や放電能力が向上し、元の性能に近い状態に回復させる
  • バッテリーの寿命延長: 定期的に使用することで、サルフェーションの進行を抑え、バッテリーの寿命を延ばす
  • 充電効率の向上: サルフェーションが減ることで、充電効率が良くなり、より早く満充電に達するようになる
  • コスト削減: 新しいバッテリーを購入する代わりに、既存のバッテリーを再生することで、コストを節約できる
  • 環境への貢献: バッテリーの寿命を延ばすことで、バッテリー廃棄を減らし、環境保護に寄与する
  • バッテリーの始動力向上: バッテリーが回復することで、エンジンの始動性が向上し、車やバイクの使用がよりスムーズになる

上記のようにデサルフェーターは優れた効果を発揮します。

ですが、そんなデサルフェーターにはどのようなデメリットが潜んでいるのか、次の項で詳しく解説します。

デサルフェーターのデメリット7つとその解消法

  • ①:AMラジオの感度が悪くなる
  • ②:バッテリーの状態が低下する可能性がある
  • ③:コンデンサーやECUにダメージを与える
  • ④:効果が出るまで時間がかかる
  • ⑤:取り扱いが難しい
  • ⑥:互換性の問題がある
  • ⑦:効果が限定的または一時的な場合がある

①:AMラジオの感度が悪くなる

デサルフェーターを使用する際のデメリットの一つとして、AMラジオの感度が悪くなることが挙げられます。これは、デサルフェーターが発生させるパルス電流がノイズとなり、AMラジオの電波を妨害してしまうためです。

AMラジオは、微弱な電波を受信して音声を再生しますが、デサルフェーターからのパルス信号が干渉することで雑音が入りやすくなります。

具体的な状況としては、デサルフェーターをバッテリーに接続している状態でAMラジオを使用すると「ザー」という雑音が増えたり、放送が途切れ途切れに聞こえることがあります。

特に、ラジオをよく聴く人にとっては、このようなノイズの発生は非常に不快でストレスになるでしょう。

解決策

  • デサルフェーターを使用している間、AMラジオの使用を控える:ラジオを使いたい場合は、FMラジオに切り替える。FMラジオはAMラジオと異なり、パルスノイズの影響を受けにくい
  • ノイズフィルターを取り付ける:デサルフェーターによるAMラジオへの干渉を防ぐためには、ノイズフィルターの取り付けが効果的です。例えば、Smof ノイズフィルターグランドループアイソレーターは、簡単に取り付けられて、AMラジオの受信状況を改善する効果が期待できます。

②:バッテリーの状態が低下する可能性がある

デサルフェーターがバッテリーの電力を使用してパルスを発生させるため、もともと弱っているバッテリーに対しては負担になる場合があります。

デサルフェーターは、硫酸鉛の結晶を除去するために微弱な電流を流しますが、このプロセス自体がバッテリーの電力を消費します。

健康なバッテリーであれば問題は少ないですが、すでに充電量が少ないバッテリーにデサルフェーターを取り付けると、さらに電力が減り、結果的にバッテリーが上がってしまうこともあります。

バッテリーが上がると、エンジンがかからなくなったり、電装品が使えなくなるといった問題が発生します。

解決策

  • デサルフェーターを使用する前に、バッテリーの充電状態を確認する:充電が十分でない場合は、まず充電器を使用してバッテリーを満充電にしてからデサルフェーターを使用することが推奨される。これにより、デサルフェーター使用中にバッテリーが上がるリスクを減らすことができる
  • 充電器を使う:充電器を使用することでバッテリーの充電状態を保ち、デサルフェーターの使用効果を高めることができます。例えば、CTEK MXS 5.0 バッテリー充電器は多段階充電機能により安全に充電を行える

CTEK MXS 5.0などの多段階充電機能は、ユーザーにとってバッテリー寿命延長に直接的なメリットがあり、初期投資が長期的にコストを抑える効果があります。

③:コンデンサーやECUにダメージを与える

デサルフェーターが発生する高周波のパルス電流が、バッテリー以外の電子機器に影響を与えることがあります。

コンデンサーは、電子機器内で電流を安定させるために使われていますが、高周波の電流に対しては低いインピーダンス(抵抗)を持っています。

そのため、デサルフェーターから発生したパルス電流の一部がコンデンサーに流れ込むと、発熱や過熱を引き起こし、最悪の場合、破損や故障につながることがあります。

同様に、ECUなどの車載コンピューターも電子部品で構成されており、高周波ノイズが流れ込むと誤作動を起こすリスクがあります。

解決策

  • バッテリーと電子機器の間にフィルターを設置する:フィルターは高周波のパルス電流を遮断し、デサルフェーターの影響を軽減する役割を果たす
  • 取り付ける位置を工夫する:できるだけバッテリーに近い場所に取り付けることで、パルス電流が他の電子機器に届きにくくなる

④:効果が出るまで時間がかかる

デサルフェーターは、バッテリーのサルフェーションを除去して性能を回復させる装置ですが、そのプロセスにはある程度の時間が必要です。

すぐにバッテリーが元通りになるわけではないため、短期間で効果を期待している人にとっては、やや不便に感じるかもしれません。

具体的には、デサルフェーターのパルス電流がバッテリー内部で硫酸鉛の結晶を徐々に分解していくため、効果を実感するまでに数日から数週間かかることがあります。

例えば、劣化が進んだバッテリーの場合、数日間の使用ではほとんど変化が見られないこともあり、さらに長期間の使用が必要となる場合があります。

このため、使用者がすぐに結果を得られると思い込んでしまうと、途中で効果に疑問を持ってしまうことがあります。

解決策

  • デサルフェーターの特性を理解する:前述の通り、デサルフェーターは短期間で劇的な変化をもたらすものではなく、じっくりと時間をかけてバッテリーの状態を改善するための装置であるため、使用する際には長期的な視点で考え、焦らずに経過を見守ること
  • 他のメンテナンス方法と併用する:バッテリーを定期的に充電することで、デサルフェーターの効果を補完することができ、より早くバッテリーの性能回復が期待できる

⑤:取り扱いが難しい

デサルフェーターは適切に取り付けないと効果が得られないばかりか、かえってバッテリーや他の電子機器にダメージを与えてしまうリスクがあります。

特に、自動車やバイクのメンテナンスに不慣れな方にとっては、取り付け作業が少し複雑に感じられるかもしれません。

例えば、デサルフェーターを取り付ける際には、バッテリーの+(プラス)端子と-(マイナス)端子を正しく接続する必要があります。間違った端子に接続すると、機能しないだけでなく、バッテリーやデサルフェーター本体が破損する恐れもあります。

また、接続後にしっかりと固定されていないと、走行中の振動などで外れてしまい、接触不良を起こすことも考えられます。

解決策

  • 取り付ける前に付属の取扱説明書をよく読む:手順を理解してから作業を行うこと。説明書には具体的な接続方法や注意点が記載されているので、それに従って慎重に作業を進める
  • 専門の整備士に依頼する:整備士に依頼すれば、確実に取り付けが行われ、万が一のトラブルも防げる
  • 取り付け後も定期的に接続状態をチェックする:異常がないか定期的に確認することが望ましい

⑥:互換性の問題がある

デサルフェーターの使用において、互換性の問題が発生することがあります。

これは、すべてのバッテリーに対して同じように効果を発揮するわけではないためです。バッテリーの種類や仕様によっては、デサルフェーターが適合しない、あるいは十分な効果が得られないことがあります。

まず、デサルフェーターが効果を発揮するのは主に鉛蓄電池、いわゆる鉛バッテリーです。

自動車やバイクのバッテリーの多くが鉛蓄電池であるため、一般的な車両には有効ですが、異なる種類のバッテリー、例えばリチウムイオンバッテリーやニッケル水素バッテリーには効果がないか、逆にダメージを与える可能性があります。

これらのバッテリーは異なる化学反応で動作しており、デサルフェーターのパルス電流によって想定外の影響を受けることがあるからです。

また、デサルフェーターのモデルによっては、特定のバッテリーサイズや電圧にしか対応していない場合があります。

例えば、12V用のデサルフェーターは24Vのバッテリーには使用できませんし、その逆も同様です。誤った仕様のデサルフェーターを使用すると、バッテリーやデサルフェーター自体の破損を招くことがあるので注意が必要です。

解決策

  • 購入する前に自分の車やバイクのバッテリーの種類や仕様を確認する:メーカーの公式サイトや取扱説明書を参照し、自分のバッテリーに適したデサルフェーターを選ぶようする
  • 専門店で相談する:専門家のアドバイスを受ければ、適切なデサルフェーターを選ぶことができ、互換性の問題を回避できる

⑦:効果が限定的または一時的な場合がある

デサルフェーターを使用する際の注意点として、効果が限定的であったり、一時的な場合があることが挙げられます。

デサルフェーターの効果はバッテリーの状態によって大きく左右されます。すでに寿命が近いバッテリーや、著しく劣化が進んでいるバッテリーに対しては、デサルフェーターの効果は限定的となることが多いです。

このようなバッテリーは、物理的な損傷や化学的な劣化が進んでいるため、硫酸鉛の結晶を取り除いても、バッテリー本来の性能を完全に回復させることは難しいのです。

また、一時的に効果が出たとしても、その効果が長く続かないこともあります。

前述の通り、デサルフェーターは硫酸鉛の結晶を分解することでバッテリーの性能を一時的に改善しますが、根本的な問題が解決されない限り、再びサルフェーションが発生し、バッテリー性能が低下することがあります。

特に、車やバイクを長期間使用しない場合や、頻繁に深放電する使用状況では、サルフェーションの再発が起こりやすいです。

解決策

  • 定期的なバッテリーメンテナンスを行う:バッテリーを定期的に充電し、深放電を避けるようにし、バッテリーの健康状態を定期的にチェックする
  • 交換する:バッテリーが寿命を迎えそうな場合は新しいバッテリーへの交換を検討する

まとめ

本記事のポイント

  • デサルフェーターはバッテリーのサルフェーションを除去し、寿命を延ばす装置である
  • サルフェーションとは、バッテリー内部の硫酸鉛結晶の蓄積により性能が低下する現象である
  • デサルフェーターはパルス電流を利用してサルフェーションを分解する
  • 使用によってバッテリーの性能回復や充電効率の向上が期待できる
  • デメリットとして、AMラジオの感度が悪くなることがある
  • パルス電流がノイズを発生し、AMラジオに干渉するためである
  • デサルフェーターはバッテリーの電力を消費するため、弱ったバッテリーには負担となる
  • バッテリーと電子機器の間に高周波のパルスが影響し、コンデンサーやECUにダメージを与える可能性がある
  • デサルフェーターの効果が出るまでに時間がかかり、短期間での効果は期待できない
  • 取り扱いが難しく、誤った接続や固定不良によるトラブルのリスクがある
  • デサルフェーターはすべてのバッテリーに適用できるわけではなく、互換性の問題がある
  • 効果が限定的または一時的な場合があり、バッテリーの状態によって結果が異なる
  • デサルフェーターの使用前にバッテリーの種類や状態を確認する必要がある
  • 使用者が正しく使わないと、期待する効果が得られない可能性がある
  • 定期的なバッテリーメンテナンスがデサルフェーターの効果を補完する
  • デメリットを理解し、適切に使用することでバッテリーの寿命を延ばすことができる



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